「知足」の心をもつということ
こんにちは。
福岡県久留米市、小郡市、佐賀県鳥栖市に3式場、家族葬のあい苑を運営する株式会社藍苑です。
皆様は京都にある世界遺産、龍安寺の茶室前にある手水鉢、知足の蹲踞(つくばい)をご存じでしょうか。
水戸黄門として知られる徳川光圀の寄進といわれているこの鉢は、上下左右に「五・隹・疋・矢」の文字があります。
中央の四角の穴を「口」に見立てて漢字にすると「吾唯足知」(われただたるをしる)と読めます。
言葉の意味そのままでは「自分は満ち足りているということだけを知っている」ということですが、
釈迦の説く「知足(ちそく)のものは貧しといえども富めり、不知足のものは富めりといえども貧し」
という「知足」の心を表したものです。
現在の境遇は自分に見合ったものだと感謝し生きていれば、心は穏やかに富んでいて、
欲望のままに生きていれば、どれだけ物理的に恵まれようとも心は乱れていて貧しい。
という教えです。
私たちの生活は、日々困難と立ち向かわなければなりません。
自然災害のように自分ではどうしようもない理不尽な出来事も起こり得ます。
逆境に立たされた時どう生きるか、ポジティブに捉えるも、ネガティブに捉えるも心の持ち方ひとつ。
過去を悔いず、今を照らし続けることが大切なのだと考えさせられます。
水戸光圀が考案したものかどうかは不明ということですが、とんちを利かせた素敵な贈り物ですね。
私たちあい苑も「知足」の心をもち、足りないものの中にも足ることを知り、出会った方々への感謝を忘れることなく日々成長していけたらと思います。
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家族葬のあい苑では「故人に想いを馳せる時間を大切にする」をスローガンに営業しております。
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